今回は、以前ご紹介した藤田田さんの「ユダヤの商法」と並ぶ良書の【勝てば官軍】から、お金持ちになるためのマインドをご紹介します。
参考:『ユダヤの商法』藤田田に学ぶ、お金儲けに必要な5つの法則【良書紹介】
ユダヤの商法ではお伝えできなかった、藤田田さんのお金持ちになる心得、つまり、マインドについてご紹介していきます。
まず最初に、書籍のタイトルの“勝てば官軍”という言葉について、藤田田さんの考えをご紹介します。
ビジネスは勝たなければ価値はない。人生もまたしかり。
わたしが本書で語ったことは、たんにビジネスを新しくはじめるための手引きではなく、人生を豊かにするためにも必要不可欠とわたしが信じていることなのである。
「藤田田に学ぶ!お金持ちになるために必要な5つのマインド」
お金持ちになるために必要な5つのマインドは次の通りです。
- 宇宙の法則を知る
- お金持ちを相手にする
- 金がすべてだと思う
- 60%でやる
- すぐに結果を求めない
それでは、1つずつご紹介していきます。
1.宇宙の法則を知る
- 2割の社員が8割の売上をあげている
- 売上の8割は、2割の製品が占めている
- 100匹のアリの中で働くのは2割だけ
など、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論があります。
よく、パレートの法則とか、8、2の法則などと呼ばれていますが、藤田さんも金儲けをするうえで、この法則をものすごく大切にしています。
書籍の一部をご紹介します。
わたしの成功の基盤には、「宇宙はすべて七八対二二に分割されている」という大原則が、厳としてある。
「この原則(法則)をはずれたら、金儲けはできない。儲けたくないのなら、なにをやってもいい。世の中には、石をきざんで喜んでいる人もいるのだから。でも、儲けたいなら、けっして原則をはずれてはいけない」と、欧米の名だたる商人たちから教えられたのである。
大多数に影響を及ぼす8割のことをやるのか、少ししか影響がない2割に時間をついやすのかは、どんな仕事をしていても大切にしたいポイントです。
2.お金持ちを相手にする
先ほどの8、2の法則を元に考えると、商売は、大部分を構成する8割の方に注力する必要があります。
お金を持っている人は、全体の2割。
8,2の法則に則れば、2割のお金持ちが全体の8割の資産を保有していることになります。
つまり、我々が、お金を稼ぐうえでは、お金を持っている2割の人を、相手にしたほうが効率よく稼げるということになります。
ここで、書籍の一部をご紹介します。
なんであれ、ビジネスは現実に金を持っている人から取らないとなりたたない。金を持っていない人びとを相手にしていては、どんなにあがいても商売できるものではない。
その意味でわたしは、毎年、税務署に確定申告をする年収二〇〇〇万円以上の人びとが基本的なお得意さんだと考えている。このクラスの人を相手にすれば、はっきりいってかなり儲けさせてもらえる。
数こそ少ないが、金持ちが持っている金のほうが圧倒的に多い。
宇宙の大法則に従えば、一般大衆の持っている金を二二とすれば金持ちのそれは七八だからである。
3.金がすべてだと思う
これも、お金持ちになるためには必要なマインドです。
書籍の一部をご紹介します。
資本主義社会では、金がすべてである。金さえあれば、人生の問題の九九パーセントは解決する。それが資本主義というものだ。日本人はまず「金」に対する農本主義的な考え方を捨て、金儲けができないのはバカだと思うようにならなければならない。
「きれいな金」、「汚い金」といった金銭観はすぐさまきれいさっぱり捨ててしまうことだ。捨ててしまって、金儲けは人生の最重要事項だと心得ることだ。
4.60%でやる
何事も、スピードは超重要です。
人は、面倒なことは、先送りする生き物です。
また、現状維持が大好きな生き物です。
なので、なかなか新しいことを始めることができる人は多くありません。
しかし、普通の人と同じようなことをしていては、お金持ちにはなれません。お金持ちは、全体の2割ですので、多くの人がやっていないことをやらなければなりません。
そこで、新しいことをやり始めるには、60%でやる。というマインドが必要になります。
わたしにいわせれば、人生は六〇パーセント確実ならばやるべきである。やらなければどうしようもない。
また、六〇パーセント確実だと思ったことは成功するのである。それを一〇〇パーセントの確率まで待っていたならば、チャンスはよそに逃げていってしまう。
5.すぐに結果を求めない
何かを始めると、すぐに結果を求めてしまいますが、それでは、なかなかお金持ちにはなれません。
藤田田さんはこのように言っています。
わたしの信条の一つに「ビジネスに満塁ホームランはない」という言葉がある。「満塁ホームラン」は野球の言葉であって、ビジネスの言葉ではない。
ビジネスはあくまでも一歩前進また一歩前進、尺取り虫のように一歩一歩重ねていって成功にいたるものであって、ビジネスに成功するには「時間×努力」が巨大なエネルギーとなることを自覚しなければならない。
何事も、一歩一歩進んでいくしかありませんが、ふと気づけばずいぶん遠くまで来たことが分かるときが来ます。
そのためには、その道をなるべく楽しんで進んでいきましょう。
最後に、お金持ちになるためのマインドとして、もう一文、ご紹介させていただきます。
全財産、全精力を傾けてビジネスを戦って、それでもトラブルがおきたらどうするか。解決できない場合は、やはりすっぱりとあきらめてしまうのか。
いや、わたしは、人間には解決できないトラブルはないと思っている。
トラブルは人間がひきおこすもの、相手が人間ならばどんなことでも解決できる。誠心誠意、こちらの事情を述べて、努力すればかならず解決できる。
まとめ
ということでは、今回は、藤田田さんの著書、【勝てば官軍】から、お金持ちになるためのマインドを5つご紹介させていただきましたので、最後にまとめます。
- 宇宙の法則を知る
- お金持ちを相手にする
- 金がすべてだと思う
- 60%でやる
- すぐに結果を求めない
また、ここでは紹介しなかったですが、商売では、『女と口を狙う』や『数字に強くなる』、『メモをとる』などは、以前紹介したユダヤの商法と同様、勝てば官軍にも記載されています。
もし興味がある方は、書籍も読んでみてください。
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