先日、堀江貴文(ホリエモン)の逆転の仕事論を読みました。
この本には、武田双雲、佐渡島康平、増田セバスチャン、田村淳、HIKAKIN、小田吉男、小橋賢児、岡田斗司夫、の8人のイノベーター達が語る独自の仕事観と生き方が書かれています。(また、一人ひとりに対してのホリエモンの総論も書かれています。)
ここでは、堀江さんが書いている本書の前文から読み取った、大切な仕事観を共有させていただきます。
「あなたはいま、自分の仕事をしていますか?」
ほとんどの人は、答えにつまるのではないだろうか。
(※中略)
ほんのひと世代前まで、レールの上を歩き「引き受ける」仕事をする人が大半だった。それで社会はうまく回っていた。自分の仕事しかしないような人は、身勝手と悪口を叩かれたり、変人扱いされたものだ。
けれど、インターネット革命以降、すべては変わった。
そして、さらに変わっていく。決まったレールを歩く、かつての「成功モデル」は音を立てて崩れていく。
旧来の道徳や常識、安定志向は通用しなくなり(もともと幻想だったのだが)、グローバルの勢力が押し寄せた結果、仕事は「作るもの」へと、主流が移りつつある。
「引き受ける」仕事は、激減している。というより絶滅の道をたどっているのではないか。
確かに、どうやら今後は、ますます仕事は与えられるのではなく、自ら作る時代になっていくように思われます。
なぜなら、ご存知のとおり、今後も世界は、IT化や自動化、ロボット化はますます進んで、人間がやるべき仕事は、どんどんなくなっていきます。また、仮に、人間がやるべき仕事があったとしても、それは、賃金の安い国に奪われていきます。
そのため、僕たち日本人は、今後、自ら“仕事を作る力”が、確実に必要になってきます。
自ら仕事を作るために必要なメソッド
本書で紹介する8人のイノベーターの働き方には、共通のメソッドがある。
≪逆転の仕事論が提示する5のメソッド≫
・目標から逆算はせず、今だけに集中する。
・常識にとらわれず、まっさらな目で見る。
・遊びと仕事の境目をなくす。
・皮膚感覚で違和感を感じる仕事は捨てる
・失敗を恐れず、ひとつの場所に固執しない。このメソッドを意識し、仕事に向きあえば、「仕事を作る」道が拓けてくるはずだ。
この中でも、『常識にとらわれず、まっさらな目で見る。』、『失敗を恐れず、ひとつの場所に固執しない。』ということは特に大切にしたいですね。
豊かな日本で豊かな生活は本当に可能?
インターネットの浸透で、世界のグローバル化の流れは加速した。そのスピードはさらに上がっていくだろう。昔のように、みんなと同じスーツを着て就活をし、内定をもらった企業で定年まで勤めあげる、レールに乗った人生は多くの人が歩めない。
(※中略)
豊かな日本で豊かな生活をするという「成功モデル」は、もはや溶けてきている。
あなたは、決まったレールの上を歩き、仕事をやらされる人生から、大幅なシフトチェンジを迫られている。レールの上を歩く人はこれからの変化に対応できない。
これはおそらく本当でしょう。
事実、日本のGDPは、現在、世界第三位ですが、2009年度に中国に抜かれてから、いまでは2倍以上も差があります。(ちょっと前にGDPが中国に抜かれた!と騒がれていましたが、もうこんなに差が開いていたのですね。)
URL:http://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPD&c1=CN&c2=JP
また、一人当たりのGDPでは、日本は、27位です。
URL:http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
現実を知って逆転しよう
僕は、日本が大好きですが、残念ながら、日本は大したことないのです。
そのため、私たちは、もはや、“日本は豊かではない”という危機感を持たなければなりません。(特に、僕も含めた若者達は、これから確実に訪れる超高齢化社会のためにも、“国や企業は頼りにならない”という意識で生きていった方がいいと思います。ご参考 → 1億総活躍社会時代|2020年までに自分の得意と好きな仕事を見つけておこう)
最後に、堀江さんが近畿大学で講演した内容がYoutubeに上がっていましたので、ここでもご紹介しておきます。(かなり良いこと言ってますから、偏見をもたずに聞いてみてくださいね。)
以上、ご参考まで。
当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m
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