今回は、堀江貴文さんの『時間革命』という書籍から、あのホリエモンが最も大切にしている時間についてのお話をご紹介します。
堀江さんは、ご自身の人生の中で、最も大切にしているのは、時間だと言っています。
そのため、その大切な時間を奪う人を、大変嫌っています。
たとえば、以前、新幹線に乗っていた時、前の席の人から、『席を倒していいですか?』と聞かれただけで憤慨した、という有名なエピソードがあります。
この話は、普通の人から見ると、やり過ぎのような気もしますが、これほど、彼は、自分の時間を大切にしているのです。
ある意味、だからこそ、あれだけ、多くの仕事やさまざまなことをしていられるのですね。
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時間には2種類ある
時間には、2種類あります。
それは、 「自分時間」と「他人時間」の2つです。
「自分時間」とは、自分の好きな仕事や趣味など、自分のやりたいことをやる時間です。
一方、「他人時間」とは、やらされている仕事やしたくもない電話やメール、気を遣う飲み会や通勤などの、自分では本当はやりたくない時間です。
堀江さんは、自分時間を増やして、他人時間を減らすことに命を懸けており、このことが、人生の質が高くすることだと言っています。
たしかに、自分のやりたいことの時間が増え、それが、人生の大半を占めたら、それは、幸せなことですね。
もちろん、すぐに、堀江さんのように自分時間だらけにする、ということは難しいですが、私たちも、徐々に、自分時間を増やす努力をしたほうがいいと思います。
ということで、ここでは、ホリエモンが実践する、“自分の好きなことをやる時間を増やす方法”として次の5つのことをご紹介します。
1.自分の時間を奪われないように死守する
どんな人も1日は24時間しかなく、その時間の中で、「自分時間」と「他人時間」がそれぞれの割合を占めています。
人によっては、堀江さんのように、「自分時間」が9割、「他人時間」が1割という方もいますし、「自分時間」が1割で「他人時間」が9割という真逆の方もいると思います。
このように、自分時間と他人時間はトレードオフの関係であるため、自分時間を増やすためには、他人時間を減らす必要があります。つまり、他人に、時間を奪われないようにしなければなりません。
たとえば、堀江さんは、平気で電話をかけてくる人を、いきなり人生に割り込んで、他人時間をねじ込む人と見ており、彼は、スマホに着信があっても出ないことにしています。
このようなことを言うと、それは、ホリエモンだからできること、俺は、仕事中に電話があったらでなきゃいけない、など、人それぞれ事情があると思いますが、自分時間と他人時間は取り合いの関係ですので、自分時間を増やすには、他人に時間を奪われないようにしなければならない。ということを覚えておいてください。
2.本当に大切にしたいこと以外は捨てる
好きな仕事をしたいし、家族や恋人との時間も大切にしたいし、趣味も勉強もしたい、いつかは起業もしてみたい、など、あれこれ模索することはいいことですが、世の中は、トレードオフの世界なので、現実として、一度に全てを取る事はできません。
なので、取捨選択する必要があります。
堀江さんは、「シンプルに考えて、自分時間に満たされた人生を生きる」とは、全部を思いどおりにして、「あれも、これも」をバランスよく手に入れるということではなく、「自分にとっていちばん大切なことは何か?」を、シンプルに絞り込めた人こそが、自分の時間を手に入れているといっています。
なので、あれもこれも欲しい、あれもこれもやりたい、というのではなく、いま、一番やりたいこと何なのか?を考えて、そのことだけに集中してやり、一旦、他は捨ててしまいましょう。
3.すきま時間の使い方を決める
ちょっとした待ち時間や電車の移動時間、予定と予定の間など、一日の多くにすきま時間が存在します。
このすきま時間を有効活用することで、自分の時間を増やすことができます。
たとえば、あなたは、お昼ご飯に行って、注文してから、5分の待ち時間があったら、その時間をどのように過ごすでしょうか。
堀江さんは、すきま時間を、最高に集中できるゴールデンタイムと言っています。
すきま時間を使うコツとしては、あらかじめ、隙間時間で何をするかを決めておくことです。
急にできた、すきま時間の活用方法を事前に決めていないと、スマホのゲームをしたり、ぼーと過ごしてたりして終わってしまいます。
一日の中で、すきま時間は多くありますので、この時間を無駄にすごしていたら、あなたが本当にやりたいことをやる時間がとれなくなってしまいます。
そのため、すきま時間ができたら何をするかを予め、決めておきましょう。
4.努力ではなく、自分でルールを作り、ハマる
何かをやりたい、あるいは、自分時間を作りたいと思ったら、自分でルールを作らなければなりません。
人は、自分でやろうと思ったことは楽しくできますが、人から無理やりやらされていることは楽しくできません。
人間は、自分が考え出したことに対しては、愛着がわき、のめり込みやすくなるという特徴もあります。
ルールづくりのヒントとしては、普段から「めんどくさい」とか「うっとうしい」と思ったことには、『どういうルールにすればうまくいくか?』と、考える習慣をつけることです。
もし、「これならうまくいく!」という自分なりのルールを見つければ、そのことにハマり、努力せずに、実行できるようになります。
5.「多忙」ではなく「多動」にする
最後は、堀江さんがよく言っている、多動についてのお話しです。
朝早くから会社に出社し、日中は多くの会議をこなし、深夜まで残業する。そして、また次の日も、朝早くから会社にいく。
やりたくはないけど、自分の睡眠や食事の時間も惜しんで、忙しく働いている人は、多忙な状態が続いていて、なんとなく毎日が充実しているような錯覚に陥ってしまいます。
このような人は、自分の人生を、他人時間に使っているため、どれだけがんばっても、なぜかまったくハッピーになれません。
これが多忙という状態です。
一方、多動とは、余計なことを考える暇がないくらいに、自分の心が踊る予定だけで、時間をしっかりと埋め尽くし、無我夢中で動き回ることです。
堀江さんは、多動力という書籍も出版されていますが、多忙ではなく、多動をめざすことを推奨しています。
あなたも、多忙ではなく、“多動”な状態になれるように、ここでご紹介した自分時間を増やす方法を活用していただければと思います。
ということで、この動画では、堀江さんの最新刊『時間革命』という書籍から、ホリエモンが実践する“自分の好きなことをやる時間を増やす方法”をご紹介しました。
この本には、その他にも、病気にならないために予防医療に力を入れるや、睡眠時間はしっかりと確保するなど、一般的な時間管理の本では見ないような、面白い観点から書かれていますので、もし、気になる方は、一度読んでみてください。
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