突然ですが、質問です。
あなたはこのようなことを聞いたことがありませんか?
- これからは、“好きなこと”を仕事にする時代
- お金は、使えば使うほど増えるもの
- もう大学はいらない。オンラインでもっと高度な学習ができる。
これまでの時代で当たり前だったことが、これからはAIなどのテクノロジーにより変わっていくというものです。そして、このようなことは、よく、有名なインフルエンサー達が言っていることです。
しかし、このことは、本当にそうなのでしょうか?
今回は、2chの創設者で知られるひろゆきさんの『凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく』という書籍から、これからの時代に見合った幸せな生き方をご紹介します。
この本では、多くのインフルエンサーが言っているポジショントークとは違い、現実的で合理的な考えが書かれています。
たとえば、
- 好きなことでは生きていけない
- 多くの人は、オンラインサロンのカモでしかない
- 大学は卒業しておくべき
- 年収400万円以降は、収入が増えても、幸せは変わらない
- お金は貯めておいたほうがいい
など、ある意味、これまでの当たり前の考えの重要性を、著者のひろゆきさんが、改めて解説してくれています。
好きなことでは生きていけない
たとえば、好きなことでは生きていけないとは、
仕事とは、そもそも、誰かがやりたくないことを代わりにやってお金をもらう場合がほとんどです。また、人が好きだと思う仕事は、『安くてもやりたい』という人も大勢いるため、結果として、給与も安くなってしまいます。
本当に好きなことをして生きていける人は、これまで同様、ほんの少しの人たちです。
多くの人は、天職を幻想を探し続けるのではなく、『まぁ、やっても苦じゃないかな。』くらいの仕事を探すことを推奨しています。
また、仕事を選ぶ点では、積み重ねが効かない仕事をいくらしても給与は上がらないので、積み重ねが効くかどうかで選ぶことをすすめています。
積み重ねが効くかどうかの判断方法としては、自分と3年先輩と比べて、生産性がどれだけちがうかを指標にするといいでしょう。
たとえば、プログラマーやエンジニアの場合、基本的には、3年先輩の方が生産性が高いですが、コンビニの店員では、ほとんど生産性は変わりませんね。
多くの人は、オンラインサロンのカモでしかない
最近はやりのオンラインサロンも、基本的には、サロン主とサロン運営会社が儲ける仕組みとなっており、サロンの受講生がその対価に見合うメリットが得られるかどうかは怪しいところです。
本当にそのサロンに入って、月々の費用の元が取れるのかは、よく考えてみたほうがいいかもしれません。
ひろゆきさんは、オンラインサロンは、宝くじや競馬のような、期待値の低いギャンブルだといっています。
大学は卒業しておくべき
さて、大学についても、インフルエンサーの人が、『大学なんて意味がない』と言っていることもありますが、日本の場合、事実として、高卒と大卒の平均生涯年収の差は、4000万円にも及び、高卒の場合は、4年も前に社会にでて働いているのに、最終的には、4,000万円大卒より稼げないことなります。
また、大卒は、まだまだ社会的保障があります。
たとえば、高卒では受けられない採用試験を受けられたり、高卒の場合は、就労ビザが取れない国も多くあります。
年収400万円以降は、収入が増えても、幸せは変わらない
お金は貯めておいたほうがいい
ノーベル経済学章を受章した心理学者のダニエル・カーネマンが発表した研究結果では、人生の評価は年収と比例する一方、主観的な幸福感は、年収7万5000ドルまでは収入に比例して増えるが、この金額を超えてから増えないということが分かりました。
また、米国ハーバードの研究によると、お金が無いと思考力が落ちることがわかっています。
そのため、お金がない状況だと、より、ずる賢い人にカモられる可能性があるので、無駄使いはせず、お金は貯めておいたほうがいいとも言っています。
面白いことに、ひろゆきさん自身も、現在、年収3000万円程度ありますが、生活費は5万円程度に抑えていて、十分幸せを感じているようです。
ということで、ここでは、ひろゆきさんの『凡人道 役満狙いしないほうが人生うまくいく』という書籍をご紹介させていただきました。
この本には、その他にも、日本の今後についての考察や、個人が幸せに生きる知恵が書かれていますので、もし、気になった方は、ぜひ、書籍の方も見ていただければと思います。
以上、ご参考まで。
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