時間が無いと思っている方必見!これから始める時間管理術

僕は、サラリーマン時代、数多くの時間管理関係のセミナーに参加してきました。(※社会人1,2年目くらいまでは自己啓発に夢中だったんですね。独立したいまはもう行ってませんが…)

ということで、ここでは、過去にいろいろと学んできて実際に使えた方法を、あなたにもご紹介したいと思います。(おそらく、社会人1、2年くらいの人にはお役に立てるかと思います。)※いろいろな方法をご紹介していきますので、ぜひ、自分に合った方法を見つけてくださいね。

一日は24時間しかない!まずは王道の朝活!

一日の時間は24時間。
ハイ、これは皆さん、平等ですね。

しかし、この24時間の使い方次第で、自分の時間を増やすことができます。

たとえば、時間活用の王道、朝の時間の有効活用です。

“朝の時間”を有効に使うとは、毎朝、少しだけ早く何かをやり始めるのです。

毎朝、1時間早く起きて、その1時間を自分の時間として使えば、単純計算として1年間で、365時間の空き時間を作ることができます。

あるいは、

「土日はゆっくりとしていたいな。」

と思う方であれば、一週間の内2日間だけは休んだとしても、一年間で、270時間近い時間を捻出することができます。

“270時間”というと、結構すごい時間です。

例えば、一日の実活動時間を8時間とすると、日にちにして、なんと”33日間”以上の時間を捻出したことになります。

これはある意味、1年間が13カ月になったと言えますね。

もちろん、いきなり“一週間続けて1時間早く起きるのは辛い”です。
※私も朝は苦手な人間ですので、その辛さは非常にわかります。

だからまずは、“30分早く起きることを、週3日間だけやってみる。”というところからスタートしてもいいと思います。やっていくと体が慣れていきます。

なんでもそうですが、辛いのは、最初の1週間です。

人間とはすごいもので、続けていくと段々と慣れてきます。慣れてしまえば、周りの人が1年を12カ月で過ごしているのに対して、あなたの一年は、13カ月。人よりも多くのことができるようになりますね。

1週間の時間の棚卸をする

続いて、時間の棚卸です。何かを改善するには、現状を理解する必要があります。ということで、あなたの先週一週間のスケジュール帳を見直してみてください。

そのスケジュールの中には、“変えられない時間“と“変えられる時間”があります。

たとえば、サラリーマンの方の場合、“変えられない時間”としての代表は、会社の就業時間。就業時間は決まっているので変えられません。

逆に、“変えられる時間”としては、下記のような時間があると思います。

  • テレビを見る時間
  • 通勤電車でボーっとする時間
  • 起床時間
  • 会社の上司と飲みに行く時間
  • 週末のダラダラ時間、等…

そして、このような時間は、自分自身の意志で変えることができます。

まずは、自分の日々の生活の中には、変えられる時間と変えられない時間という2つの時間があることを知ることが大切ですね。

変えられる時間を活用する

さて、自分の時間の棚卸ができたら、次は、変えられる時間を活用していくかという話になります

変えられる時間の活用方法はいろいろありますが、下記の3つの方法をご紹介します。

1)朝の時間を活用する

僕の一番のおすすめは、先にもご紹介した朝の時間を有効に使うということです。朝一時間早く起きるだけで、土日をお休みとしても、週に5時間、時間が生まれます。すると、月に20時間、年間では、なんと240時間も“ねん出”できます。

2)通勤時間を活用する

僕はもう、自営業者なので、通勤時間という時間はゼロですが、サラリーマンのときは通勤時間がありました。たとえば、この通勤中に本を読む、英語の勉強をするなど、もうすでに多くの方が実践していますね。(ちなみに、僕がサラリーマンのときは、5時起きで始発列車に乗って、電車に座りながら、自分の時間を作っていました。これは住む場所によって、込み具合の差があると思いますので、どれくらい早くでれば座れるか、検討してみてもいいと思います。)

3:テレビを見る時間を決める

会社から疲れて帰ってきたら、まずテレビを付けるという方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか?
僕も昔はすぐに帰ってきたらテレビをつけて、ご飯を用意して、なんとなくご飯を食べながらダラダラとテレビを見ていました。すると、あっという間に「お風呂に入って、もう寝なくちゃ!」という時間になってしまいました。

もちろん、テレビを見るのが悪い!とは言いません。ここで、お伝えしたいのは、テレビはダラダラと見るのではなく、見たいテレビの時間を決めて見る。ということですね。※あとは会社などでの無駄な飲み会なども極力参加しないとか、自分の時間を確保するために改善すべきところはいろいろと見つかると思います。

だらだらと仕事をしない


上記は、日々の生活の中で、どうやって自分の時間を作るかというお話をしてきましたが、基本的には、人は1日8時間程度仕事をしています。
で、その仕事でダラダラと時間をかけていたら、意味がありません。だから、仕事中もテキパキと仕事を押し進めていきましょう!
ということで、『だらだら仕事をしなくなるコツ』をご紹介します。

仕事って、スピード感を持ってやれるときと、なんとなくだらだらやってしまうときがありますよね。
いつもトップスピードで、仕事ができたら、周りもからも仕事が早い人って思われますし、自分も仕事が早く終わって気持ちがいいですよね。
そんないい方法はないかな。と考えていたのですが、ある一つの方法が、とても効果的だったので、今日はその方法もお伝えします。
それは、

【25分サイクルで仕事をする】
ということです。

どういうことかと言うと、仕事をする時間を、25分でひと区切りとするのです。

  • 25分間真剣に仕事をして、5分間休む。
  • 25分間真剣に仕事をして、5分間休む。

このサイクルで仕事をするのです。

仕事を長時間、しかも、トップスピードでやり続けるためには、疲れる前に休むことが大切です。 何でもそうですが、やり過ぎは、効率が悪くなりますし、身体にも負担がかかります。

要は、バランスです。

25分ずつに時間を区切り、仕事を進めていくと、一日の終わりになって、
驚くほど仕事が進んでいることに気が付きます。人は、時間の区切りがあると、その時間までに、仕事を終わらせようとして頑張れます。

これが、だらだら仕事をやめる方法です。

ぜひ、タイマーを用意して、25分間たったら、音がなるようにしておいてください。そして、25分経ったら、必ず仕事を一旦中断するのです。「もう少しやりたいな。」って思ったとしても、必ず中断する。 これを守ってください。こうすると、次の25分も、メリハリをつけて、集中して仕事ができるようになります。

習慣を味方につける|時間マトリクスの有効活用

続いて、あなたの時間を有効に使う為の“習慣”についてのお話をします。

習慣とは、毎日当たり前のようにとっている行動のことを言います。

例えば、あなたはテレビをご覧になりますでしょうか?

・朝起きたら、まずテレビのスイッチを入れて朝食をとる。
・会社や学校から帰ったら、何気なくテレビのスイッチを入れる。

このような行動は、多くの方が無意識のうちにやっていると思います。

ところで、あなたは、『時間のマトリクス』という言葉をご存じですか?

時間マトリクスとは、縦軸に「重要度」、横軸に「緊急度」を指標としてあなたの行動を、4つの枠組みで考えることができるようになる時間管理のツールです。(コンサル系の人が大好きなフレームワークで、僕も使っているフランクリンプランナーの手帳に載ってます。)

そして、この枠組みを知ることで、あなたの使っている時間が、自分の“為になっているか否か”を意識することができます。

【時間マトリックスの作り方】

  1. まず、白紙の紙の中央に縦横に線を引き、十字線を作ります。
  2. 2)横軸に「緊急度」、縦軸に「重要度」と書きます。
  3. 3)横軸と縦軸に高低差をつけます。
    ※横軸は左側が緊急度が高く、縦軸は上に行くほど重要度高くなります。
  4. 4)左上の枠に「消費」、右上の枠に「投資」、左下に「浪費」、右下が、「空費」と書きます。

これで、時間マトリクスの完成です。

※時間マトリクスの具体例(フランクリンプランナー手帳より)

さて次に、あなたが普段行っている行動が、どの枠組みに入るか考えてみましょう。

例えば、先の例に出てきた“テレビを見る”という行動。 これは、どの枠組みに入りますか? あなたにとって、“テレビを見る”という行動の緊急度は高いですか?あるいは、重要度はどうですか?

テレビをだらだらと見るのは良くないと考える人なら、重要度が低く、緊急度も低い「空費」となります。

それぞれの枠組みについての基本的な考え方は下記の通りです。

  1. 左上の「消費」の枠は、“緊急かつ重要なこと”です。
    ※一般的に、日常の多くの仕事がこれに該当します。
  2. 右下の「浪費」の枠は、“緊急だが重要でないこと”です。
    ※日常の一部がこれに該当し、移動時間や、通勤時間を含みます。
  3. 左上の「投資」の枠は、“緊急ではないが、重要なこと”です。
    ※この枠の活動が非常に重要です!スキルアップや、自己啓発、健康づくりなどがここに該当します。
  4. 左下の「空費」の枠は、“緊急でも重要でもないこと”です。
    ※リラックスや、休養と称して、ついつい無駄遣いをしてしまいがちな時間です。

そして、いまよりも少しだけ「投資」の枠組みの時間を増やすということが、人生において大切なことになります。

投資の枠組みとは、つまり 「緊急ではないが、重要なこと」

ここをいかに自分の習慣にできるかが、自分自身の生活をより良く変える為には必要になってきます。

どんな人でも、一日は24時間。

時間マトリクスを有効活用してあなたの日々の生活にすばらしい変化が訪れることを願っております。

何でも一歩一歩!すこしずつやってみましょう

最後に、無理をしないでください。というお話です。

生活を一気に変えようとするのではなく、すこしずつやる、ということが大切です。

僕もよく挫折してきたので、よくわかりますが、
「よし、明日から朝5時起きをするし、テレビも1時間までにしよう!」
と思うと、最初の3日間は続きますが、4日目になり、早起きができなかったり、
テレビをだらだら見てしまったりで自己嫌悪に陥ります。
そして、いつの間にか、前の状態に戻ってしまいます。

ですから、僕は、少しずつやることをお勧めします。
※最初は30分早く起きるようにして、一週間続けてみてください。

そして、できた自分を褒めてくださいね。


ということで、

・『自分の夢を達成させるための活動をしたい。』
・『自分の趣味をやる時間がほしい。』
・『ゆっくりと読書する時間がほしい。』
・『新しい資格試験にチャレンジしたい。』

やりたいことはたくさんあるけど、なかなか時間が取れない。そんな方はここでご紹介した方法をご参考にしていただければ幸いです。

以上、ご参考まで。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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