今回は、あなたの人生を左右する“習慣”についてのお話しです。
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いまのあなたの人生は、過去にあなたがやった言動や思考などが積み重なって作られています。そして、言動や思考は、ほとんど、あなたの習慣からきています。
そのため、もし、現状に満足していない方は、これまでのあなたの過去の習慣がよくなかったのかもしれません。
習慣の力は、偉大で、たとえば、タバコを吸う習慣がある人は、高い確率でガンになりますし、不規則な生活や不摂生は、病気を誘発します。浪費ぐせのある人は、お金が貯まりません。
逆に、たとえば、日々の学習や運動、十分な睡眠、バランスのいい食事、人との信頼関係の構築など、いい習慣を持っている人は、よりよい未来を築くことができます。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
これは、心理学者のウィリアム・ジェイムズのことばですが、人生をよりよくするためには、心、態度、行動、習慣、人格、運命を変える必要があります。
ということで、ここでは、あなたの人生をよりよくするために、習慣化する方法をご紹介します。
人間の脳は、好き・嫌いで判断する
まず、人間の脳は、扁桃核という部分で、好き・嫌いを判断し、好きなことには、自ら接近していき、嫌いなことは遠ざけようとします。
そのため、基本的には、好きなことは続くし、嫌いなことは続きません。
習慣化したい!と思っても、あなたが嫌いなことであれば、習慣化は難しいのです。
まずは、このことを覚えておいてください。
しかし、ここで問題があります。
自分の人生を向上してくれる良い行動が好きなら全く問題ないのですが、殆どの場合、自分の人生の質を悪くしてしまう悪い行動が好きな場合が多いので、なかなか習慣化できない、と言うことになります。
多くの人は、
- ゲームで遊ぶよりは、勉強したほうが良い
- ダイエットのためには、ケーキを食べるよりは、運動した方がいい。
ということは、分かっているけど、なかなか続けることができません。
「これはやった方が良い!」と分かっている行為が好きではないから、あなたの脳が避けようとしてしまうため、結局続けられなくなってしまうのです。
ここまでの話を聞くと、「じゃあ、そもそも無理じゃん!」と思った方もいるかもしれませんが、何かを習慣化することは、とても難しいのです。
でも、それでは、あなたの人生は何も変わりませんので、ここからは、やった方がいいと思ったことを習慣化する方法をご紹介します。
やった方がいいと思ったことを習慣化する方法
そもそも、やった方がいいとはわかっている行動が続けられないのは、その行為が“楽しくない”からです。
その行為に、ワクワクするような気分が発生しない限りは、あなたの脳は、その行為を避けようとします。
「今日は疲れたし、明日でいっか。」
と、あなたも一度は思ったことがあると思いますが、これは、あなたの脳がその行動を避けようとした結果です。
やった方がいいと思ったことを習慣化するには、その行為を楽しむ努力をする必要があります。
つまり、「嫌いなことを楽しむようにする」コツが分かれば、あなたが正しいと思った行為を習慣化できるようになります。
嫌いなことを楽しむようにする9つのコツ
- 達成した後のイメージを強く強く持つ
- 最初が肝心!辛くても21日間はやり続ける
- 自分の周りの環境を整える
- 完璧を目指さない。0.1ミリでも前進したらOK
- ゲームにする
- いつどこでやるかを決める
- 他人に宣言する
- 途中ででてくる「無理だからもうやめれば?」に負けない
- 成功分岐点が来るまで楽しみながら続ける
これが、嫌いなことを楽しむようにするコツです。
この中で、最も重要なことが、「達成した後のイメージを強く強く持つ」です。
そもそも、なぜ、わざわざ、嫌いなことを楽しもうとしているのかというと、その行為をし続けた結果にある、理想の自分がいるからですよね。
理想の自分がいないのに、嫌いなことをし続けるのは、不可能です。
だから、この、最終ゴールを、最初に強く強くイメージすることが大切です。
なりたい自分を明確にすることができれば、人は、そのゴールに向かって、大変さや怠惰なこころを乗り越えていくことができます。
これが習慣化において8割の重要性を占め、あとの2割はテクニックのようなものですので、タンタンとご紹介していきます。
2.最初が肝心!辛くても21日間はやり続ける
習慣化するには、反復して慣れることが必要です。人はだいたい、その行為に慣れるまで21日間かかります。そのため、最初は21日間やることを目標にしてみてください。
3.自分の周りの環境を整える
ついついサボってしまうことを防ぐために、その行為を行う環境を整えます。
たとえば、ダイエットだったら、ランニングウェアーをすぐに着れるにようにして、走る事に対するハードルをさげます。
また、コンビニなどに入っても、スィーツの棚には近づかないなど、やるべきことはやりやすく、やってはいけないことには近づかないように環境を整えます。
4.完璧を目指さない。0.1ミリでも前進したらOK
ダイエットでも何でも、最初は21日間をめざすのですが、やること自体は、完璧でなくて大丈夫です。
どうしても時間がなく、やる気も起きないのなら、たとえば、500mだけ走るとか、昨日よりも0.1mmでも前進したらOKとします。
5.ゲームにする
嫌いなことを楽しむためには、自分でルールを決めて、ゲームにすることです。
たとえば、自分が走った距離をカレンダーに記入するだけでも、続ける意欲がわきます。
6.いつどこでやるかを決める
やろうと思ったら、とか、思い立ったらと、いつやるかを決めないと、「明日でいっか」と先延ばししてしまいます。
なので、いつ、どこでやるかを決めることも、習慣化する手助けをしてくれます。
僕もいま、このような動画作成を習慣化しようとしていますが、午前中の1時間は動画作成をすると決めています。
7.他人に宣言する
他人に宣言することで、自分をやらなければならない状況に追い込みます。これも、習慣化のコツです。
8.途中ででてくる「無理だからもうやめれば?」に負けない
なんとか2週間くらい続けることができたけど、自分の最終ゴールにはまったく届かない。こうなると人は、「無理そうだからもうやめようかな。」と悪魔のささやきが聞こえてきます。
これは、誰もが経験することですので、ここで負けないようにしましょう。
9.成功分岐点が来るまで楽しみながら続ける
ダイエットでも何かの勉強でも、急に成果が上がり始めることがあります。
これが、成功分岐点と呼ばれるところで、ここまでに到達すると、結果が出始めるので、その行為をすることが楽しくなってきます。
この地点に到達すると、習慣化の成功です。
あとは、最初に描いた自分のなりたい姿を思い返しながら、達成するまで続けることになります。
ということで、ここでは、あなたの人生をよりよくするために、習慣化する方法をご紹介しました。
最初にお伝えしたとおり、いまのあなたは、過去の習慣があなたを作っています。
つまり、未来のあなたは、いまのあなたの習慣が作ることなります。
今回、ここでご紹介した習慣化する方法のお話が、少しでも、あなたの人生をよりよくすることのお役に立てればうれしいです。
当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m
この記事を書いている人のプロフィールはこちら → 川口浩治プロフィール
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