みなさん、こんにちは。
今回、『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』という書籍から、人生において大切な『将来についての不安の払拭方法』と『本当にやりたいことをやるためのコツ』を解説をさせていただきます。
- 先の見えない日本で、将来食べていけるか不安
- やりたいことはあるけど、どうしても行動できない
このような悩みがある方のお役に立てればうれしいです。
将来についての不安の払拭方法
将来に対する不安は、私も含め、だれもが持っていると思います。
たとえば、
- この仕事をこのまま続けていっていいのだろうか?
- いまの会社はつぶれないだろうか?
- 会社からリストラされないだろうか?
など、ほとんどの人が、将来の不安をかかえて生きていると思います。
未来に何が起こるかはだれにもわかりません。
人は、予測できないから不安になります。
先日、私も急にめまいが起こり、深夜に救急車で運ばれました。
週末に救急車で運ばれて、今週は5回病院に行った。
いろいろと検査した結果、大きな異常は見つからなかったけど、マジで健康第一。
作戦は「ガンガン行こうぜ」から「いのちだいじに」に変更です!#健康— コージ@独立9年目|VYOND動画職人 (@koji050) May 28, 2021
このように、昨日まではピンピンしていたのに、急に命の危機を体験することもあります。私はそのとき、救急車で運ばれる中、意識が朦朧としながら、恐怖で震えていました。幸い、大事には至らなかったのですが、マジで人生どうなるかは誰にも予測できません。
今回、そんな不安を払しょくするヒントを教えてくれる哲学者は、アリストテレスです。
アリストテレスは、プラトンの弟子であり、西洋最大の哲学者と称される有名な哲学者です。
アリストテレスは、将来の不安を払拭するには、『いまこの瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中せよ!』と言っています。
アリストテレス曰く、『注力すべきは、いま、この瞬間。』なのです。
人は、『将来のために、勉強をしておこう』とか、『いきたくはないけど、今日もしょうがないから会社に行こう』と思いがちですが、何かを勉強しようと思ったら、勉強にのめり込む。会社行ったら、人一倍働くなど、その瞬間に熱中することを第一に考えると、自然とうまくいくようになります。
不思議なことに、自分の目的を一旦忘れて、“作業に没頭しようとする”、もっと言うと、“作業を楽しもうとする”ことで、結果としてうまくいくことがあります。
もちろん、人には得意なことと、不得意なことがあります。
やりたくないことを楽しめと言われても、そんなことできるわけない!と言われてしまうかもしれませんが、ここでお伝えしたいのは、“その瞬間の作業に熱中しよう”とすると、いい結果が出やすいということです。
もしやってみて、どうしても熱中できない、どうしてもやりたくない、ということであれば、止めていいと思います。その場合は、また別のことをやってみるという感覚でいいと思います。
僕もいま、このような動画コンテンツを作っていますが、いま動画を作るということを熱中してやっています。熱中することで、自分自身も作業が楽しくなり、結果的に、より良いものが作れるとも思っています。
ちなみに、このアリストテレスが言っている『いまこの瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中せよ!』ということは、現代では、堀江貴文さんも、近畿大学の講演で、同じことを言っていましたね。
ということで、将来の不安はだれもが持っていますが、まずは、いまこの瞬間のやるべきことに熱中する。いまこの瞬間に熱中することで、自然と良い結果がうまれ、将来の不安も軽くなります。
本当にやりたいことをやるためのコツ
- 大きな仕事のチャンスがあったが、自分にはできないと諦めてしまった
- 新しいことを始めたいが、仕事が忙しくて手をつけられない
- いつかは独立したいが、なかなか会社を辞められない
このような悩みに対する答えを教えてくれるのが、フランスの哲学者:デカルトです。
デカルトは数学者でもあり、近世哲学の祖として知られています。
新しいことや大きな決断をする際に、なかなか行動が移せないのは、問題が複雑で、いろいろな不確定要素が含まれているからです。
たとえば、『いつかは独立したいけど、なかなか会社を辞められない。』という事で悩んでいる人がいます。
その人は、
- 会社を辞めても、うまくいかないかもしれない。
- 家族を養っていくことができなくなるかもしれない。
このような不安があるため、なかなか行動に移せません。
人は、自分の行動による変化が大きい場合や、問題が複雑に絡み合っている場合には、行動することができない生き物です。
そんな中、デカルトは、その解決策として、『困難は分割せよ』と説いています。
困難なことはすべて、扱うことができ、解決が必要な部分へと分割せよ
何か大きな問題にあたったとき、その問題を解決する道筋を、1年、1ヶ月、1週、1日という単位で、最終的には、自分の手に負えるサイズに分割していきます。
大きな問題は、分割して考え、問題を細かくすることで、自分がいまやるべきことが見えてきます。
たとえば、1年後に会社を辞めて独立したい!と思ったら、まずは、独立までの道筋を立て、1年後に会社をやめられるように行動していきます。
会社を辞めるための道筋の例
1年後、会社を辞めたときに、仕事をくれるお客さんがいたら独立できるな。と思いついたら、
『会社員でいるいまからお客さんを集めておく必要なぁ』と考えるはずです。
そのために、半年後には、20名くらいのお客さんに自分の独立を待っている状態にしたい。
そのためには、いまから1ヵ月後には、役立つ情報をお客さんに提供し、ある程度、自分を信用してもらう必要がある。
そのためには、まずは、明日からブログ配信から始めてみよう。
このように、大きな問題は分割して考えると、自分のやるべきことが明確になっていき、行動しやすくなります。
どんなに大きな問題も、結局は一つ一つの事象で成り立っていますので、やりたいことがあったら、まずは分割して考えるくせをつけましょう。
ちなみに、現代では、あのビル・ゲイツもデカルトと同じように、『問題を切り分けろ!』と言っています。
まとめ
ということで、今回のまとめです。
- 将来の不安は、いまこの瞬間のやりたいこと、やるべきことに熱中して払拭する
- やりたいことはあるけど、どうしても行動できない場合は、問題を分割して考えるくせをつける
今回の動画では、アリストテレスとデカルトから学べる2つのことをピックアップし、僕の視点も含めて解説させていただきましたが、この本には、他にも著名な哲学者の人生における悩みの解決策が書かれていますので、気になる方は、ぜひ、書籍も読んでみてください。
人生の悩みは、偉大な哲学者から学ぼう!
以上、ご参考まで。
当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m
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