今回は、堀江貴文さんの『ハッタリの流儀』という書籍から、ホリエモン流のハッタリのかまし方をご紹介します。
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まず、最初に、堀江さんがいうハッタリは、一般的に思われれる単に嘘をつくということではなく、ハッタリとは、「できる」と言い切ってつじつまを合わせる覚悟だと言っています。
そして、この世の中、ハッタリをかました者勝ち と言っています。
堀江さんのハッタリについては、ライブドアを創業するまえのお話が有名です。
堀江さんは、このハッタリをかましたおかげで、ライブドアを創業するきっかけを作りました。
1994年、学生だった堀江さんは、アルバイト先と取引があった会社から「ホームページを作ってくれないか?」と言われました。
いまではホームページを作るということは簡単ですが、当時は、殆どの人がホームページの作り方を知りませんでした。
堀江さんも、ホームページなんて作ったことが無かったですが、その場で、内心かなり焦りながらも、「ああ、あのことですね。わかりました、ちょっと作ってみます。」とハッタリをかまし、後で、大急ぎでホームページについて調べ、先輩に聞いたり、書店で買い込んだ関連書籍を読み漁ったりして、ホームページの作り方を学びました。
そして、このハッタリが、後のライブドアの設立に繋がっていきます。
ハッタリとは、ただ単にその場で嘘をつくということではなく、
そのことを実現するという覚悟の表明なのです。
堀江さんは、このことを人生最高の奥義だと言っています。
ということで、ここでは、人生最高の奥義のハッタリをかますうえで、僕が特に重要だと思った次の3点をご紹介します。
1.最も効果的に成果を上げた人の方法論を取り入れる
2.走りながら学んでいく
3.ハッタリをかますには努力が不可欠
1.最も効果的に成果を上げた人の方法論を取り入れる
堀江さんは、「人生、パクり合い。アイデア自体には価値がないのだから、上手くいったやり方はみんなでシェアしていけばいい。」と言っています。
今の時代、有効な方法論は検索すればでてきます。
何かをやりたいと思ったら、うまくいっている人の方法をまねるのが一番近道です。
自分でゼロから方法論を確立するのは大変ですが、最初は、真似から入ると実現のスピードが上がります。
もちろん、ずっと、無思考でただ単に真似だけしていけばいいかというと、そうではなく、そこから自分なりの改善を加え続け、少しずつ自分の色を出していくことは大切なことです。
ただ、最初は、うまくいっている人の真似から始めます。
2.走りながら学んでいく
現在、方法論はタダで手に入りますので、人との違いは、やるかやらないかというだけになります。
堀江さんも、「行動する人が最高に得をする時代」といっており、うまくいっている人のやり方がわかったら、あとは、それをやり始めるだけです。
仕事においても、『まだできるかわからない。』とか、『まだ経験がないからできない』ではなく、まず、「やります!」と言い切り、そこから、必死で辻褄を合わせていくのが、正しいハッタリのかまし方です。
基本は、“走りながら学んでいく”くらいがちょうどいいです。
もし、できなかったら、人から笑われるとか、バカにされる、という恐怖心を押し殺して、ハッタリをかます勇気が必要です。
ただ、この一歩を踏み出せれば、次の一歩も踏み出しやすくなり、やっていない人との差がどんどん広がっていきます。
最初は、走りながら学べばいいという気持ちで、ハッタリをかます勇気を持ちましょう。
3.ハッタリをかますには努力が不可欠
見切り発車でやり始めることは重要ですが、「ハッタリ」をかました後は、そのハッタリを実現させるように辻褄を合わせていきます。
ハッタリをかましたまま、なにもしなければ単なる嘘ですが、最初はハッタリだったけれど、うまくいっている人のやり方をリサーチし、実際に自分もやりながら学び、そのハッタリを実現させていくことで、自分の成長にもつながります。
それには、もちろん、努力が必要で、自分がそのことにハマるくらいまでやり続けます。
最初は慣れないので、なかなか大変ですが、人間は、やり続けると慣れてくるいきもので、だんだん楽にこなせるようになってきます。
これは、筋トレと同じように、メンタルや行動も、負荷をかければかけるほど、強くなるからです。
人は、すぐにラクができる状況を求めがちですが、大きな苦労をしたからこそ、後で楽ができるようになっています。
まとめ
- ハッタリとは、嘘ではなく、「できます」と断言する「覚悟」のことを言う
- 最も効果的に成果を上げた人の方法論を取り入れる
- 走りながら学んでいく
- ハッタリをかますには努力が不可欠
- 最初に大きな苦労をしたからこそ、後で楽ができる
ハッタリをかまして、走りながら学び、努力し、成功させる。
このことを繰り返すことで人から信用されるようになります。頑張りましょう。
この本は、オーディオブックで聞くこともできます。
(※書籍のサンプル音声も聞けます。)
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