ブログ運営者必読の教科書!かん吉さんの『ブログ起業』を読んで

いやー、この本、良い本でした。

ブログ起業のブックカバー画像

先日発売された、かん吉さんの『ブログ起業: 10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略』という電子書籍を読みましたので、その書評を書かせてもらいます。

個人事業主や経営者は読んだ方がいい

結論から言うと、WEBサイトを運営している個人事業主や経営者は読んだ方がいいです。特に、“ブログ”というものを、如何にビジネスで活かすことができるのか、ということが、事例を含めて余すところなく書かれています。(しかも、著者のかん吉さんは、ビジネスについての知見と予測力が半端なく、読んでいて惚れ惚れします。もちろん、内容も論理的かつ合理的で為になります。)

例えば、この書籍には、こんなことが書かれています。

出版やセミナーは、時間と労力が必要なビジネスです。ある意味「日銭を稼ぐ」的な労働です。フロー収入です。一方で、ブログはストックです。放っておいても継続的に収入が入ってきます。出版やセミナーはやりっ放しではなく、ブログ集客につなげましょう。でないと、出版やセミナーを一生繰り返さないといけません。フローの労働を、ブログでストック化していけば、効率よく収益化ができるのです。
※参照:『ブログ起業: 10年9割廃業時代を生き抜くブログ×ビジネス戦略 著者:かん吉』

僕自信も、個人事業主を経験してからようやく分かってきたのですが、事業主にとっては、この“フロー”と“ストック”という概念が、超大切なんです。なぜなら、ビジネスを、フロー収入に頼って初めてしまうと、いっこうに安定しないため、毎回、「新規、新規」と血眼になってお客さんを獲得する必要があるんです。そうなると、いつまで経っても、ふわふわとして身も心も落ち着かなくなるんですよね。「あー、来月の売上どうしよう。」って毎回なるんです。
そこで、本書では、フローの労働を、ブログでストック化することを推奨しています。うーん、すばらしい考え方です。

やらない自分に気合いを入れてくれます

本の内容は、すっごくよく分かるのですが、「そうは言っても、ブログ更新って大変なんですよねー。」って思っていたら、こんな文章が・・・。

私は以前、これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ という記事をポストしました。記事を読んで多くの方が毎日更新を始めました。しかし、ほとんどの方が挫折しました。

理由を読んでみると、「ブログを更新することが目的になってしまう」「毎日更新すると一記事当たりの質が落ちる」などです。たしかに、彼らが言いたいことはよくわかります。しかし、「できない」と言うことは誰でもできます。簡単です。仕事で、できない理由をプレゼンしても、成果になりません。「では、あなたは代わりに何ができるの?」と言われるのが関の山でしょう。
※参照:同書

はい、おっしゃる通りです。ぐうの音もでない正論…。

『ブログ』って言葉は、なんとなくお手軽で、やってもやらなくてもどっちでもいい。という軽い感覚を持ちがちなのですが、今回のかん吉さんの言葉を読んで、ブログを更新することも、かなり大切な“お仕事!”って、改めて、捉え直すことができました。(よーし、僕もこれから頑張ろう。)

マーケティングセンスが磨かれる本

マーケティング関係の書籍は、結構好きなので、僕もこれまでいろいろな本を読んで勉強してきましたが、かん吉さんの著書にも、使えるマーケティングスキルや考え方がいろいろと紹介されています。

例えば、“売らずして売る”とか、“最強のリスクヘッジはリピーター”っていう考え方は、今の時代に合っているマーケティング手法であり、商売の大原則だと思います。

売らずして売る

お客さんを増やす段階で、強い売り込みは厳禁です。お客さんが増えてからも厳禁です。お客さんが勝手に買ってくれる状況をつくることで「売らずして売る」が実現できるのです。
※参照:同書

最強のリスクヘッジは「リピーター・ファン」に応援してもらうことです。何かのミスで、検索エンジンからのアクセスがゼロになったとしても、定期的に訪問してくれる人がいれば、ブログは続けられます。
※参照:同書

この本は、書いてあることにいちいち納得しながら、読むことができました。こんなに為にになって、280円とは有り難い!仮に、ブログを運営していない人にも、勉強になる一冊ですので、ビジネスマンの方は、是非読んでみてください。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

この記事を書いている人のプロフィールはこちら → 川口浩治プロフィール
書いた本はこちら → 書いた本


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