他人は、「自分のことを何とも思っていない。」ということを知ろう

世の中には、他人の意見を気にし過ぎる人と、全然気にしない人がいます。

この2つのタイプの内、どちらがいいかと言うと、結論としては、どちらかに一方に傾きすぎたら良くない。ただし、僕も含めて、一般的に、ほとんどの人は、他人の意見を気にし過ぎる人が圧倒的に多いと思います。

そこで、先日、家入一真さんと森田正康さん共著の「ぜんぜん気にしない技術」という本を読みましたので、ここで少しだけ、この本から学んだ“気にしない技術”をご紹介致します。

ぜんぜん気にしない技術ブックカバー
※著者:家入一真・森田正康

この本を読んで、特に共感を得たのは、次の部分。

何かをはじめるときに重要なことは、失敗しないための準備でも、最後までやり遂げようとする決意でもなく、逃げる早さだと思う。見切りをつける早さといってもいい。
※参照:「ぜんぜん気にしない技術 著者:家入一真 森田正康」より一部抜粋

人は、最初の一歩を踏む時に、必ずと言っていいほど、躊躇してしまうものです。ただ一方で、やらずに準備している時よりも、やってみてからわかることの方が圧倒的に多いことも知っています

そのためには、やり始めたからといって、ずっとやり続けなくてもいい。という、自分へのOKを最初に出しておくことも確かに重要ですね。(たぶん、子供のころから、「一度始めたことは最後までやり遂げなさい」とか、「失敗しちゃいけません」って教えられてきたから、それが身に沁みちゃってるんですよね。)

誰かから批判されたときの具体的な対処法

さて、次からは、誰かから批判されたときの具体的な対処法です。

まずは、家入さんから、

そんなとき「自分も怒る」という方法が有効だ。「批判されたからって、自分も怒ったら泥沼じゃないか」と思うかもしれない。でもこれは言い返したり、仕返しをするという意味ではない。コンプレックスや怒りといったネガティブな感情は、前に進んだり、壁を打ち破ったりするための燃料になり得るという意味。
※参照:同書

確かに、コンプレックスと怒りは、自分を動かすためのエネルギーになりますね。これは良く分かります。

次に、森田さんから、

大切なのは、批判内容に耳を傾けるのではなく、批判された事実と向き合うこと。なぜ反対意見が来るのかという理由を考えたり、批判者のバックボーンを推測したりと、広い視野をもつことで相手への理解も深まり自分も冷静になれる。反対の声に「勝つ」とか「負ける」といった優劣をつけるのではなく、自分の判断の材料にすることが肝心。
※参照:同書

事実を客観的に見れることもすごい大切。

最後に二人から、

だから、あえてもう一度僕たちは言うけど、他人の目なんて気にする必要はない。だって、きみが気にしているほど、他人の方はきみのことなんて気にしていないから。
※参照:同書

これは本当にそう思う。

人は、毎日考えているのは、結局は自分こと

他人の目が気になる人は、「他人は、自分のことを何とも思っていない。」ということを、常に肝に銘じておけばいい。そして実際、自分の事を一番気にしているのは自分だけ。

と、この本には、新しい考え方の知見がいっぱいつまっていて、こころがフッと軽くなる場面が多々あります。人間関係に疲れたとか、何かと他人の目が気になっちゃう人は、この本を読んで、気にしない技術と知識だけでも入れておいてください。(ただし、読んだからといっても、すぐに性格が治せるわけではありません。)

~最後に~それでも僕は傷つきます。

家入さんや森田さんのように、人の意見はしっかりと聞きながら、その事実を受け入れながら、自分の心は傷つきにくいという最強のこころの選択ができる人もいます。

僕も、いつかそんな人になりたいと思うけど、いまのままでは、全然無理。やっぱりまだ、誰かに批判されたり、誹謗中傷されたら思いっきり傷つく。たとえば、Amazonの書評レビューで酷評が書かれると、鈍器で殴られたみたいに頭が重くなります。気にしすぎは良くないことは頭では分かっているけど、実際に経験したときにうまく対処できないことの方が多いので、まだまだ修行が足りませんね。※皆さんも、自分のために、あんまり気にし過ぎないようにしましょうね。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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