2100年の世界が面白そう!ネット・自動運転・ロボット・人工知能など刺激的過ぎ

これは、いまから85年後、2100年の未来の生活の一幕です。

大晦日の年越しパーティーを思いきり楽しんだあなたは、今ぐっすり眠っている。
不意に壁紙スクリーンが明るくなる。見慣れたにこやかな顔がスクリーンに浮かぶ。最近買ったソフトウェア・プログラムのモリーだ。
(※中略)
のろのろとベッドから這い出ると、重い足取りでバスルームに向かう。顔を洗うあいだに、鏡や便器や洗面台に隠れている何百ものDNAセンサーやタンパク質センサーが作動し、呼気や体液に混じって出る分子を分析して、なんらかの病気の微候がほんのわずかでもないか、分子レベルで調べる。
(※中略)
それからあなたはコンタクトレンズをつけ、インターネットにアクセスする。まばたきをすると、網膜にインターネットの画像が投影される。熱いコーヒーを飲みながら、あなたはコンタクトレンズに映し出されるニュースを追いはじめる。

現時点ではあり得ない光景ですが、85年後の世界としては、本当にこんな生活を送ることが当たり前になっているかもしれません

本日のご紹介本

2100年の科学ライフ
著者:ミチオ・カク

今日は、この本で紹介されていた未来の中から、特に面白そうで実現されそうな事例をご紹介させていただきます。(本書には、科学的な根拠に基づいた未来が書かれているため、ある意味、”ビジネスアイデア”が満載の書籍です。)

ネットへの接続に関する未来

今日、インターネットにはコンピュータや携帯電話で接続できる。だが将来、インターネットにいたるところでつながるようになるだろう――壁紙スクリーン、家具、広告看板、さらには眼鏡やコンタクトレンズでも。まばたきをすれば、ネットにつながるのだ。

僕らがいま現在、ネットに接続するために使っている端末は、パソコンやスマートフォンやタブレットが主です。ただ、よくよく考えてみると、つい最近までは、インターネットに繋げるには、パソコンしかありませんでした。初代iPhoneが発売開始されたのは、2007年ですからね。

そして、現在では、Google Glass(眼鏡)やApple Watch(時計)など、ネット接続可能な新しい端末もぞくぞくと登場してきています。そのため、初めに書いた通り、近い将来、眼鏡やコンタクトレンズでネットに繋がることが当たり前になっているかもしれません。この分野は、今後の展開が本当に楽しみです。

自動運転に関する未来

近い将来、車に乗りながらコンタクトレンズでウェブを渉猟するのも安全にできるようになる。車が自分で運転するようになるから、通勤はそんなに苦にならなくなるだろう。既に、およそ一メートル以内の制度で位置を特定するGPSを使って、無人運転車両が数百メートルも走っている。

自動運転技術も、今後確実に発達してくる分野ですね。いまや、TOYOTAやHONDAなどの車会社だけでなく、Googleなどのインターネット関連会社も、競って自動運転に関する研究を進めています。

私たちとしては、車での移動が自動になると、移動時間が完全フリーになります。(車内で自分のやりたいことが好き勝手できるようになるのは待ち遠しいですね。ワクワク。)たとえば、こんな未来もすぐそこかもしれません。

キーをひねってから、アクセルを踏み込み、そのまま車を運転してハイウェイに乗る。そこでコンピュータに操縦させるスイッチを入れた。ハンドルから手を離しても、車は自走している。(※中略)その後、人間を超える正確さと技能で自走する車のなかでくつろげることが楽しくさえなった。シートに深々と座ってドライブを満喫できたのだ。

ロボット・人工知能に関する未来

現在、多くの人が家庭で、カーペットを掃除する単純なロボットを使っている。夜間に建物をパトロールするロボットや、ロボットのガイドや、ロボットの工員も存在する。二00六年には産業用ロボット九十五万体とサービスロボット三五四万体が家庭や企業などにあると推定されている。しかし、今後数十年のうちに、ロボット工学の分野は複数の方向で花開く可能性がある。

ロボットや人工知能は、いま最も注目されている分野です。最近では、ソフトバンクがロボット(pepper)の販売を開始しましたね。※ちなみに、pepper君の価格は、198,000円です。

ソフトバンクサイトトップ画像

※また、これは余談ですが、ソフトバンクのサイトメニューを見ると、「モバイル」、「インターネット」、「ロボット」、「エネルギー」と、成長分野のカテゴリーしか並んでいませんね。孫さん、さすがです。

今後はどんどんロボットが仕事を奪っていく

ロボットや人工知能・コンピュータの発達により、我々の暮らしは便利になる反面、残念ながら、これまで人間がやってきた仕事はどんどん奪われていくことになります

“仕事が奪われる”というと、脅威的な感じがするのですが、この流れは必然であり、これまでの歴史でも繰り返し起こってきたことです。

かつて洗濯は手作業で行っていましたが、洗濯機の登場でその仕事は奪われました。しかし、それによって余った時間を使って新しい技術や知恵が創造された。こうして人類は発展してきたわけです。現在起きているのも同じことです。

ご参考:オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった

このように、人類の発展とともに、人がやるべき仕事は移り変わっていきます。そのため、我々個々人は、その時代、その時代に合った仕事を見極めていく必要があります。必要なことは、圧倒的な情報収集と未来を予見することです。頑張りましょう。

未来が楽しみ

今後も、さまざまな分野でイノベーションが起こり、暮らしは便利になっていきます。そんな未来をこれからも見続けていきたいですね。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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