いち群馬県民として、今週は何を伝えようかと、ネットでニュースを検索していたら、こんな記事を見つけました。
草津温泉に伝わる湯治法「時間湯」について広く知ってもらおうと、地元NPOなど2団体が、体験談や写真に加え、門外不出といわれてきた時間湯の伝統技術や実際の運営状況について紹介した「湯ノ言(こと) 時間湯の伝統と現在II」を出版した。
参照:時間湯でつらい病癒やして 草津温泉伝統の湯治法、NPO法人が本に 群馬
おお、草津温泉には、「時間湯」という湯治法があるんですね。草津温泉は有名なので知っていましたが、その中でも、『時間湯』という言葉は初めて聞きました。
また、記事の中には、時間湯の効能がいろいろと紹介されております。
幼少の頃から苦しんできた重度のアトピー性皮膚炎が時間湯で治った30代男性の例や、交通事故の後遺症が回復した50代の女性の例など、50人余の体験談や感謝の手紙などが写真とともに紹介されている。
井田さんは26歳の時、交通事故で左足を切断し、頸椎も損傷。医師に「一生、車いすの生活になる」と言われる重傷を負った。絶望のふちから最後の望みをかけて通ったのが時間湯で、見事、社会復帰を果たした経験を持つ。
ふんふん、なかなかの効能がある温泉のようですね。
ということで、草津温泉の「時間湯」について、ちょっと調べてみました。
「時間湯」とは?
そもそも、なぜ、時間湯って言うのかと言うと、『NPO法人草津湯治の会』のホームページに書いてありました。
草津の湯治を代表するものが、時間湯である。時間湯とは江戸末期に起こり、決められた時間に、決められた入湯時間で決められた回数を入ることによりその名が付いたとされている。
参照:http://touji.sakura.ne.jp/mysite3/program.html
なるほど、決められた時間に入るから“時間湯”って言うんですね。
時間湯の効能は?
ところで、時間湯には、実際には、どんな効能があるのか調べてみると、これもNPO法人草津湯治の会さんのホームページに記載がありました。
とりわけ外科疾患には特に効果があり、傷や打ち身などに効くとされている。
近年では、社会的な病気の変遷とともにアトピー性皮膚炎、精神疾患という現代医療では治療がなかなか難しい病気の療養で草津を訪れる人が増えている。
温泉って昔から体にいいって聞きますもんね。時間湯は、
- 傷や打ち身
- アトピー性皮膚炎
- 精神疾患
に効くようです。
アトピー患者さんと精神疾患で苦しんでいる人に効能があるみたいですので、もし、このような病気に苦しんでいる方は、『時間湯』という選択肢があることも頭にいれておいていただければと思います。
時間湯が入れるのは2か所
但し、草津温泉なら、どこでも時間湯に入れるわけではなく、時間湯というものに入れるのは、現在、下記の2か所だけのようです。
疲れたら温泉に入ってゆっくりしてもいいかも
日本人は温泉が大好きで、温泉にいくだけでワクワクするものです。
日々の生活に疲れた方や、アトピーなどの症状で苦しんでいるかたも、草津の温泉に入ってゆっくりとしてみてはいかがでしょうか。
時間湯の公式サイトはこちら
http://www.jikanyu.net/index.html
当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m
この記事を書いている人のプロフィールはこちら → 川口浩治プロフィール
書いた本はこちら → 書いた本
また、ソーシャルメディアでも情報配信させて頂いております。以下のボタンにてフォローいただければ最新情報をご確認いただけます。
@koji050さんをフォローおすすめYoutube動画
Youtubeチャンネルに登録していただくと、最新動画情報をご確認いただけます。