いやー、残念です。
以前、このブログで、
- 太田市のふるさと納税は車ですよ。
- 納税額は約300万円くらいが必要ですよ。
- その場合の所得はざっくり8,000万ですよ。
と、太田市のふるさと納税についてご紹介させていただきましたが、残念ながら、“ふるさと納税で車ゲット”ということは、無くなってしまったようです。
群馬県太田市は、ふるさと納税の高額寄付者への返礼品として検討していたスバル車の贈呈を断念した。富士重工業から10日、返礼品としての取り扱いを辞退する申し入れがあった。
引用:http://mainichi.jp/select/news/20150915k0000e020156000c.html
残念です。太田市にとっては、とてもいい試みだったので、ふるさと納税の返礼品として車提供ができなくなくなってしまったのは寂しいことですね。
車提供ができなくなった理由は?
市地域総務課によると、350万円相当のスバル車を贈呈するプランに対し、富士重から「高額納税者に有利な制度で、富裕層への優遇措置ととられかねない」と指摘があり、ブランドイメージを損なう懸念が示されたという。また、返礼品に高額品や換金性の高いものを避けるよう求める総務省の方針も踏まえ、転売される可能性がある新車は返礼品にふさわしくないと判断されたという。
引用:同上
うん、至極真っ当な理由ですね(笑)特に、大企業にとっては、ブランドイメージを守ることは、最重要課題ですから、富士重工さんとしては、非常に正しい判断だと思います。さすがです。
ただ、何度もこのブログで書いたとおり、そもそもふるさと納税の仕組み自体は、富裕層の方が、めちゃくちゃ有利な制度で、全然公平な制度じゃないですけどね。
※ご参考:やっぱりお得な制度だった!ふるさと納税のメリットと特徴
太田市としてはいいアピールができたと思う
ただ、今回のこのふるさと納税に関する施策がうまくいかなかったとしても、この試みによって、太田市の存在を、全国へアピールできたことは間違いないと思います。だから、結果としてはナイスアピールですね。Good Job!です。
また、最近では、東京オリンピックのエンブレム問題で有名なデザイナーの佐野研二郎氏が、太田市の新しい美術館と図書館(おおたBITO)のロゴも作っており、それについても大きな話題になっていますね。(まぁ、良い悪いは別として、最近の太田市は話題に事欠かないですね…。)
太田市のふるさと納税、次なる施策は
返礼品は10月以降、6万円以上でポータブル冷蔵庫、7万円以上で発電機が加わる。いずれも市内に本社と製造拠点を置く澤藤電機の製品。または1万円以上で農産物1セットを10セットを上限に贈る予定。
引用:同上
太田市のふるさと納税に関しては、次の施策についてもいろいろと考えられているようですので、今後の施策も楽しみです。頑張れ太田市!
▼太田市のふるさと納税に関する公式ページはこちらです。
太田市|がんばれ太田、ふるさと応援寄附金
以上、ご参考まで。
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