Windows10へのアップグレードを完全に拒否する方法

Windows10への無料アップグレードまで、2ヶ月を切りました(無償アップグレード期間は、2016年7月29日までです)。ただ、まだ、Windows10にするかを迷っている方もいるかもしれません。

※ちなみに、僕が持っている一台のパソコンは、既に10にアップグレードしましたが、もう一台は、諸事情により、既存のバージョンのままサポート終了まで使うことにしました

僕のように、もう、Windows10にはアップグレード絶対にしない!と決めた方にとっては、これまでのような一時的なアップグレード拒否だけでは不安だと思います。(また、いつ、このWindows10へのアップグレード画面が、勝手にスケジュールを切ってしまうかも分かりません。)

先日、MSがWindows10へのアップグレードを抑止する方法を公開しました

そんな中、先日、ようやく、MSが『Windows10へのアップグレードを抑止する方法』を公開しましたので、ここでも、その方法をご紹介させていただきます。

これまでの抑止方法は、MSの自動更新プログラムを止めたり、KB2952664とKB3035583といった、決まったプログラムを消す、もしくは、第三者が作ったツールを使うなど、やり方がイレギュラーであんまりやりたくありませんでした。

しかし、今回の方法は、MSが正式に発表した方法なので、安心です。しかも、簡単です。(ただし、やることは、パソコンのレジストリの変更なので、十分注意してやる必要はあります。)

それでは、早速、その方法をご紹介させていただきます。

Windows10へのアップグレードを完全に拒否する方法

やり方は、簡単。次の3つのことをやるだけです。(3分で終わります。)

  1. コマンドプロンプトを立ち上げる(管理者権限)
  2. 指定のコマンドを入力する
  3. パソコンを再起動

はい、これだけです。

以下に、画像を含めた詳しい操作方法をご紹介していきます。(画面はWindows8.1となります。)

コマンドプロンプトを立ち上げる(管理者権限)

まずは、デスクトップ画面の左下にあるWindowsのロゴマークを右クリックしてメニューを表示させます。そして、メニューの中から『コマンドプロンプト(管理者)(A)』をクリックして、コマンドプロンプト画面を表示させます。

すると、『次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?』と出るので、『はい』をクリックします。

指定のコマンドを入力する

管理者用のコマンドプロンプトが立ち上がりました。

次に、コマンドプロンプトに次の文字列を入力します。(以下の文字列を十分注意して、コピー/貼り付け作業をしてださい。)

reg add HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\Gwx /v DisableGwx /t REG_DWORD /d 1 /f
reg add HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v DisableOSUpgrade /t REG_DWORD /d 1 /f

注意:コマンドプロンプトでは、[Ctrl + V]のショットカットキーがうまくうごきませんので、画面上で右クリックして貼り付けをしてください。

また、くり返しますが、コピーと貼り付けの操作は、慎重に、超慎重に行ってください(やることは簡単ですが、やっていることは、パソコンのレジストリをいじるという行為ですので、絶対に失敗しないでください。)

コマンドプロンプトに、コードを張り付けをした瞬間、一行目のコマンドは実行されます。

次に、2行目のコマンドも実行したいので、上記の状態で『Enter』キーを押します。

上記の通り、『この操作を正しく終了しました』が2回表示されればOKです。

パソコンを再起動

最後に、画面を全て閉じて、パソコンを再起動すれば、完了です。お疲れ様でした。

ちなみに、再起動後のパソコンの右下を見てみると、

あぁ、無い!
いつも表示されていた、Windowsの窓マークが無くなってる!(そして、なぜか、ちょっと寂しい…w)

でも、これでもう、Windows10へのアップグレードにびくびくしなくて済むようになりましたね。

以上、ご参考まで。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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