みなさんこんにちは。
今回は、簡単にロジカルシンキングができるようになる方法をご紹介します。
この記事を見ると、次のことができるようになりますので、ぜひ、最後までご覧ください。
- ロジカルシンキングのやり方がわかる
- 問題の分析能力、解決能力が向上する
- 分かりやすく、説得力のある説明ができる
ロジカルシンキングとは?
ロジカルシンキングとは、「物事を体系的に整理し、筋道立てて、矛盾なく考える思考法」のことを言います。
たとえば、あなたの周りに、こんな人はいませんか?
話始めたはいいけれど、話があちこちに飛び、結局何が言いたいかわからなくて、聞いているこっちが疲れてしまう… (>_<)
このような人は、ロジカルシンキングができていない人です。
仕事やビジネスでは、自分の考えをうまく伝えないと、相手に理解してもらえません。
普段からわかりづらい話方をしていると、『こいつの話は、いつも分かりづらいから、話半分で聞いておこう。』と、相手が、聞く耳を持ってくれなります。
このようなことが続くと、だんだんと相手からの信用が無くなり、“仕事ができない奴”というレッテルが張られてしまいます。
逆に、ロジカルシンキングができている人の話は、物事を体系的に整理して考えられているので、筋が通っていてわかりやすいです。
一般的には、ロジカルシンキングができている人は、周りから『仕事ができる人』と認識してもらいやすくなります。
ロジカルシンキングができるようになる3つのコツ
ロジカルシンキングについては、『帰納法』や、MECEやツリー構造などのさまざまなフレームワークというものがありますが、ここでは、あまり難しい理論を解説するのではなく、日常生活でも使えるようになるポイントをご紹介させていただきます。
1)情報収集→事実を元に考える
まず最初のポイントは、事実を元に考えるです。
あなたは、『相手の話が妙に納得できない、なんとなく違和感がある。』と感じたことはないでしょうか?
あるいは、逆に、自分の話がどうも伝わっていない、相手の表情が硬くて納得されていないな。と感じたことはないでしょうか?
多くの場合、人は、事実を元に話されていないと感じると、『それって本当?その根拠はあるの?』と思ってしまい、相手の話す内容に納得できなくなってしまいます。
話をしている本人は、事実を元に話しているつもりでも、実は、単なる憶測だったり、自分の願望や意見だったりすことが多々あります。
事実を元に話すためには、事前に情報収集をする必要があります。
正確な情報を集めて、その情報から事実を確認し、考える。
このようなプロセスを踏むことで、自分の話の説得力が増し、相手にも伝わりやすくなります。
2)現状の問題点や原因を紙に書いて整理する
事実を元に考えることはロジカルシンキングの大前提となりますが、相手に伝える前に、問題点と原因を自分の頭の中で整理しておく必要があります。
自分の頭の中でも、整理出来ていない内容を、相手にうまく伝えることはできません。
ここで、ひとつだけ、ロジカルシンキングでよく使われれる『ピラミッド構造』という、情報を整理するためのフレームワークをご紹介させていただきます。
ピラミッド構造とは、問題や物事を分解してシンプルに表現することで、構造を見える化し、思考しやすくするためのものです。ピラミッド構造がうまくできると、一目で全体の構造や、一つ一つの関係性を理解しやすくなります。
ピラミッド構造をつくるときには、かならず、紙に書く、ということが大切ですので、ぜひ、面倒くさがらずにやっていただければと思います。
今回は、僕がいま持っている問題点をサンプル例として、ピラミッド構造を作っていきたいと思います。
僕はいま、自分のYoutubeチャンネルの登録者数が増えない。という問題を抱えています。
この場合、『Youtubeチャンネルの登録者数が増えない』という問題点を、一番左に書き、次にその理由を考えて、書いていきます。
たとえば、チャンネル登録者が増えない理由として、
①動画の閲覧数が少ない
②閲覧からの登録が少ない
という理由を思いついたら、右側に書いていきます。
そして、次は、先ほど書いた、「動画の閲覧数が少ない」理由はなぜか?と、考えていき、だんだんと問題点を、細分化して根本原因を探っていきます。
「動画の閲覧数が少ない」理由
- サムネイルがクリックされない
- YoutubeSEOができていない
- SNSでの集客が弱い
- 関連動画に表示されていない
- 動画の投降頻度が低い
- コンテンツが少ない
「閲覧からの登録が少ない」理由
- コンテンツが面白くない
- 投稿数が少ない
- 投降頻度がわかりづらい
- いいねやコメント数が少ない
- 登録をアプローチできていない
このように、問題を細分化していくことで、ピラミッド構造を作ることができます。
この方法は、抜け漏れを防いだり、新しい発想がわいたり、自分自身の理解を深めることができます。
もし、あなたが、いま、何か問題を抱えているとしたら、まず、左側に問題を書いて、その問題を細分化して考えてみて、ピラミッド構造というものを作ってみてください。
とてもいい、思考の訓練になると思います。
3)結論→理由→根拠の順番で伝える
情報収集して、事実を元に考える。そして、ピラミッド構造を使って紙に書いてみる。これで、自分の頭の中も整理できました。
最後は、相手への伝え方のポイントをご紹介をします。
あなたが伝えたい内容を、次の順番で伝えると、相手へ分かりやすく伝えることができます。
①結論を言う
②結論に至った理由を説明する
③その理由の根拠やデータを説明する
この順番で伝えることで、相手を納得させることもできます。
僕の先ほどのチャンネル登録者数が増えない、という例に当てはめてみると、このような話方となります。
理由:動画の中身が面白くないと、例え、閲覧されても、チャンネル登録に繋がりません。
根拠:
動画投稿数とチャンネル登録者数について調べてみましたが、投稿数が少なくても、チャンネル登録者が数万人を超えるチャンネルも多くあるため、Youtubeの動画は、動画の投稿数よりも、投稿した動画の中身の面白さの方が重要です。面白い動画であれば、Youtubeの関連動画やおすすめ動画にも表示され、閲覧数を稼ぐことができ、チャンネル登録に繋がります。そのため、今後、より重要になることは、動画投稿数ではなく、見てくれる方にとって「面白い動画」を作る必要があります。
実際に、面白い動画を作ることを考えて投稿してみたところ、大変ありがたいことに、ここ1週間で、266人だったチャンネル登録者数が、352人まで伸び、これは、このチャンネルでの過去最大の伸びとなりました。
このように、話す順番を工夫するだけで、相手への伝わり方が変わってきますので、ぜひ、試しにやってみてください。
まとめ
ということで、まとめです。
- ロジカルシンキングとは、「物事を体系的に整理し、筋道立てて、矛盾なく考える思考法」である。
- ロジカルシンキングができている人は、周りから『仕事ができる人』と認識してもらえる。
- ロジカルシンキングができるようになる3つのポイントは次の通り。
1)情報収集→事実を元に考える
2)現状の問題点や原因をピラミッド構造を使って紙に書いて整理する
3)結論→理由→根拠の順番で伝える
ロジカルシンキングは、自分自信の思考方法のため、一朝一夕には身に尽きませんが、何度も繰り返しやってみることでだんだんと慣れていきます。
また、少しだけ意識するだけでも、相手への伝わり方が変わりますので、まずは、今回ご紹介した方法を参考にしてみていただければと思います。
当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m
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