経営者視点を身に付けるには、すべて自己責任の立場を持とう

自由って好きですか?

僕も自由が好きで、できれば自由でいたいです。でも、残念ながら、自由には必ず責任が伴います。※自由と責任は二律背反なんですよね。

先日こちらの本を読みましたので、今日はその情報共有をタンタンとさせていただきます。

儲かる会社の条件

儲かる会社の社長の条件
著者:小山昇/岡本史郎

さっそく、この本を読んで、ビシビシ響いた文言をご紹介します。

まずは、小山さんの言葉から。

人間は手間をかけないと、心が通じません。人を育てる時でも、手間をかけないと育ちません。それは、対お客さんでも同じです。手間をかけないと心が通じないんです。

人間は情けの動物です。
そして情けは回数です。
コミュニケーションの基本は情報と感情のやりとりで、長い時間の1回より、短い時間の10回の方が効果が出る。これが人間を相手にするビジネスの「コア」ではないでしょうか。

これぞ経営者(商売人)の考え方。人というものを良く理解しているからこそ言える発言ですね。勉強になります。

続いて、岡本さん。

多くの経営者が「断腸の思いで決断した」という表現を使いますが、よく聞いてみると「それしか選択肢がない」という状態でゴーサインを出しているだけだったりします。たしかに勇気は必要でしょうが、誰が判断しても結論は同じなのですから、そういうものは「決断」とは呼びません。

これも、おっしゃる通り。“断腸の思いで決めた決断”って、要するに、判断が遅いだけなんですね

またまた、小山さん。

したがって、事業を成長させたい、会社を大きくしたいと願うのなら、「今と同じではダメだ。なぜなら、既存のものは必ずダメになっていくからだ」という気づきを得ることが何よりも重要です。

「今の路線を継承して、着実に成長していこう」と考えたら、現状維持どころかじり貧です。「新しいことにトライして、業績を二倍、三倍にしよう」と考えて、やっと成長することができる。これが会社経営と、私は考えています。

なるほど。これも素晴らしい考え方。

既存のものはダメになる。新しいことにトライして、2倍、3倍を目指してようやくうまくいくんですね。要するに、“現状維持は退化”なんですね。わかりました。

経営者視点を持つことの大切さって

『経営者視点を持とう』ということは、よく聞く言葉ですが、なかなか経営者視点を持つことって難しいんですよね。

確かに、今の時代、サラリーマンの方も経営者視点を持つことは大切なことだと思います。僕もサラリーマン時代に、何かの本を読んで、「よし!僕も経営者視点を持とう!」って思って、頑張って働いていましたが、どうあがいても、経営者視点を持つことはできませんでした。やっぱり、頭で思っていても、その立場に自分の身を置かないと、わからないことってあるんですよね。

ただ、会社の中の従業員という立場では、経営者視点を持つことは無理でも、例えば、副業でもなんでもいいので、会社とは違った場所で、全て自己責任の立場の第二の顔を持てば、経営者視点を持つことはできると思います。そして、その中での活動は全て自由なので、楽しいですよ。もちろん、責任も伴いますけどね。

今日ご紹介した本はこちら

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