折れない心を持つ!本当にメンタルが強いとはどういう状況?

心が折れてしまうと、大変です。

いまの時代、こころの問題は、結構大きな社会問題で、ひどくなると、鬱病や精神を病んでしまいます。

厚生労働省のデータでも、以下の記載の通り、精神疾患の患者数は増加しているようです。

精神疾患により医療機関にかかっている患者数は、近年大幅に増加しており、平成23年は320万人と依然300万人を超えています。
内訳としては、多いものから、うつ病、統合失調症、不安障害、認知症などとなっており、 近年においては、うつ病や認知症などの著しい増加がみられます。

精神疾患数推移画像

引用:精神疾患のデータ|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

ということで、先日、中村天風先生の「折れない心!」を読みましたので、気になったところと思ったことを淡々とご紹介させていただきます!

自分の気持ちを保つということ

どうにもしようがないと思ったとき
ひょいと自分の心の持ち方を考えてみなさい。
「自分の心の持ち方が消極的だったためなんだな。」
とわかると
「そうか、積極的な心に振り替えればできるんだ」
ということに気づく。

たとえ身に病があっても、
心まで病ますまい。
たとえ運命に非なるものがあっても、
心まで悩ますまい。

自分の心の持ち方をコントロールする。僕は、これができるかできないかで、人生の生き方が変わってくると思います。

もちろん、どちらが良いかというと、僕は、自分の心の持ち方をコントロールする生き方の方がいいと思っています。

ただ、自分の心の持ち方をコントロールすることって、結構しんどいです。どうしても人は、外的要因に感情が揺さぶらされてしまいます。そのため、何か嫌なことが起きたら、イヤ~な気持ちになります。(これが悪いということではありません。嫌なことが起きて、イヤ~な気持ちになることは自然なことです。)

自分の心の持ち方をコントロールするっていうことは、そのイヤ~な感情を、自分の積極的な心に振り替るという作業が発生します。その作業をするかしないかはその人次第ですが、僕は、積極的な心を保つことは、自分にとっても周りの人にとってもいいことだと思います。

そのため、僕は、積極的な心を保とうとしている人を見ると、「この人は、偉いなー。」と思っています。(何度も言いますが、自分の気分に流されるのは簡単ですが、自分の気持ちを保とうとするのは大変ですからね。)

生きることと感謝の気づき

ケツが痛かろうが
頭が痛かろうが
熱があろうが
死んでないかぎりは生きているんだ。

感謝に値するものがないのではない。
感謝に値するものを、気がつかないでいるのだ。

人生には大変なこととか、嫌なことなどが多く起こりますね。でも、事実として、今日という日を迎えられない人もたくさんいました。死んでないかぎりは生きています。これも感謝できたらいいですね。

働くことについて

働くということは人間本来の面目である。
いいかえれば、生きるために働くのではなく、
働くために生きているのだ。

生きるために働くと考える人は、多くの場合その働きに対する報酬に満足感をもっていない。働きの結果が自分の思うように現れないと、ただちに不平や不満を口にし、ときにあ自暴自棄にさえ陥る。

うんうん。“働くために生きている”。確かに、こんな状況になれたらいいですね。

結局、折れない心とは?

張り合おうとか、対抗しようとか
打ち負かそうとか、負けまいといったような
そういう気持ちではない、
もう一段高いところにある気持ち、境地
これが絶対的な積極なんですぜ。

もし自分の心が目の前に現れた事象と向かい合い、それに打ち克っている状態、あるいは負けていない状態を積極心だと考えているとすれば、それは強いていえば、相対的積極というのであって、本当の意味での積極ではないのである。
つまりどんな病や災い、悪運に見舞われようとも、心がそれらを相手として関わることがない。言葉を換えれば勝とうとも負けようとも思わず、超然と落ち着いていられるようになって初めて理想とする積極心(平安を確保した心の状態)、つまり絶対的な強さをもつ、折れない心となりえるのだ。

要するに、折れない心とは、どんな状況でも、平安を確保した心の状態を持てることらしいです。ただ、おそらく、ずぅ~と自分の気持ちを平安に保つことは、現実的に無理ゲーな感じがします

人生において数多くのチャレンジと失敗を経験し続ければ、不安や恐怖という気持ちに慣れているため、不測の事態にも、自分の気持ちをある程度平穏にできるかもしれません。しかし、不安や恐怖、気持ちが落ち込む、といったことは、どんな人でも必ずあると思います。

だから、僕は、もちろん、普段から積極的な気持ちでいようと努力はしますが、一方で、「平穏な気持ちを保つことは無理!」ということで諦めようと思います。浮き沈みがあることが人生ですからね。

以上、ご参考まで。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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