アウェーに身を置き続けることは大変だけど大切なこと

アウェーは好きですか?

人は、自分の知らない世界を見ると、不安や居心地の悪さを感じてしまうものです。僕もいままで経験したことがないことをやり始めるときには、億劫だし、面倒だし、恥ずかしいし、できればやりたくないと思うことが多々あります

でも、アウェーに身を置くことは、生きていくうえで、とても大切なことのようです。先日、脳科学者として有名な茂木健一郎さんの書籍を読みましたので、その共有をさせていただきます。

アウェー脳を磨け!
茂木健一郎

特に、共感した部分はこちら。

つらいと感じているときは、簡単にできることではなく、さらなる高みを目指して新たな分野にチャレンジしているということですから、脳は確実に成長しているのです。(中略)

ましてやホームグランドで負荷の低いことばかりやっていたら、脳はその楽な状態に慣れてしまって、あえてつらいことや面倒なことに挑戦しようという気力はどんどん衰えていってしまいます。

ところが、アウェーのフィールドに立てば、いくら楽をしようと思っても、周囲の状況のほうがそれを許してくれません。つまり、そこでは苦痛という脳を鍛える機会が自動的に手に入るのです。

ついでにいえば、思い切り失敗し傷ついたほうが、その後の成長の度合いは大きくなります。だから、アウェーに出たらとにかくじっとしていないで、大胆に動き回ることです。
※引用:アウェー脳を磨け! 著者:茂木健一郎

なるほど、なるほど。確かに、毎日自分のホームグラウンドだけで、ダラダラと過ごしてしまったら、何かに挑戦しようという気力は無くなっていってしまいますね。しかも、毎日が刺激的じゃないから、いつかは飽きてしまいます。

だから、もしかしたら、自分が傷つくかもしれないけど、自分の安心領域から出て、アウェーに身を投じること(要するにチャンレンジすること)が必要になるんですね。そうすれば、脳が鍛えられると。ほうほう。

自分の常識を壊すには

電車はいつも時刻表どおりに到着する、ガソリンスタンドで給油をすれば、フロントガラスを拭いてくれる(中略)

日本で、このようなことにいちいち疑問をもって生活している人はいないでしょう。

これらはあくまで僕たちが暮らす社会、つまり、ホームグランドのルールに過ぎないという自覚を持っている人は少ないはずです。

海外というアウェーに行けば、そこにはまた別のルールがあります。僕たちが普段、それが自然だと思ってやっていることや考え方が通用しないのは、ルールが違うのだから当たり前なのです。
※引用:同書

確かに、アウェーを経験するには、海外旅行にいくのもいいと思います。僕も独身時代、オーストラリアやニュージーランド、シンガポール、フィリピン、マレーシアなどをホームステイや一人旅で行ってきましたが、日本のルールが通じない、環境が違う場所にいくと、自分の中の常識を壊すことがやり易くなります。(そして、日本に帰ると、日本のサービスレベルと治安の良さ、暮らしやすさに感謝できます(笑)

失敗して、笑われて、なんぼ

書籍では、アウェーに適した脳は、リラックスした集中状態(この状態がいわゆる、“フロー状態”)であると言っています。

いつでも自分のパフォーマンスをいつも最大限発揮できるフロー状態に持っていけるようになりたいものですね。でも、そんな人になるためには、新しい経験をし続けて、いっぱい失敗して、常に勇気を持って一歩を踏み出すことが必要になるようです

つまり、いっぱい失敗して、“人から笑われたり、批判されたりしても負けない感覚”を身に付けなくてはいけないのですね。(あ、これは以前書いたこれのことか → 他人は、「自分のことを何とも思っていない。」ということを知ろう

いやー、これはなかなか簡単にはいきそうにはありませんから、一歩一歩、恐怖心を克服してやっていくしかありませんね。ご参考まで。

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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