太田市の金山城跡に行ってきました!日本100名城 金山城のご紹介

群馬県太田市の観光名所の一つ、金山城跡に行ってきました。(ちなみに、金山は、“きんざん”ではなく、“かなやま”と読みます。)

金山城跡ってどんなところ?

まずは、事前知識として、金山城跡について簡単にご紹介します。

金山城は、日本100名城に認定されているお城です。場所は、僕が住む、群馬県太田市にあります。(実際には、既にお城は廃城となっているので、城跡があります。)ちなみに、関東の中では、関東七名城のひとつです。

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金山城は、山の上にあり、戦国時代には、あの上杉謙信が攻め入っても、落城させることができなかったらしいです。(この当たりの知識は、後述する太田市立史跡金山城跡ガイダンス施設というところで教えてもらいました。)

実際に金山を登ってみました

さて、ここからは、僕が実際に登った金山の写真をバンバン掲載していきたいと思います。

スタートは大光院

スタートは、大光院です。こちらも太田の観光名所であり、子育ての神様(呑龍様)として有名です。

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金山に登るためのハイキングコースは、大光院本堂の右側にあります。(初めて登る場合、ハイキングコースがどこにあるか迷いますので、以下の写真の矢印を参考にしてください。)

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ああ、ありました。ありました。

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西山ハイキングコースです。金山西白のモータープール(駐車場)まで、1.5kmまでとのことです。(金山は、標高239mとのことですので、気軽に登れる山ですね。楽勝、楽勝。)

いよいよ登ります

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あ、ちなみに僕の服装は、しっかりとした登山用シューズをはいております。(リュックには水とお菓子が入っております。)初めて登ったので、それなりの格好をしていますが、ランニングシューズでも行けましたね。

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登山中の景色はこんな感じです

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僕が登った季節は3月中旬の天気のいい日でした。

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えっちらほっちら、とひたすら山道を登っていきます。急な坂道もところどころありますが、比較的登りやすいです。

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モータープール(駐車場)まで、1km、金山山頂まで1,600mのところまで登ってきました。結構疲れましたが、まだまだ、道は長そうです。

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この当たりの景色はこんな感じ、太田市の市街地が一望できます。

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さて、ズンズン登っていくと、何やら建物が見えてきました。

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モータープール(駐車場)到着。なんだかんだで、ここまでの山登りで結構疲れました。

で、ここから少し歩いていくと、

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ありました。金山城跡!

金山城跡に到着!観光風景

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全体像はこんな感じです。まだまだ、歩きそうです。

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とりあえず、ずんずん、歩いていきます。

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ずんずん。

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おぉ、なにやら建物やら、石垣らしきものが見えてきました。

月ノ池

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月ノ池の説明:
発掘調査前の月ノ池は、汚泥が堆積する窪地状の池でしたが、調査の結果、月ノ池も日ノ池と同様に上下二段の石垣で囲まれた戦国時代の池だったことが明らかになりました。
下段の石垣は、石敷きの平坦面から約2m下に積まれており、その内側からは、加工された建築部材や石垣の石が多量に投げ込まれた状況が見つかりました。なお、この石垣については、最上部以外、戦国時代の石垣をそのまま残して整備しました。

ふんふん。なるほど。

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きれいな石垣が残っていますね。

日ノ池

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日ノ池の説明:
日ノ池は、15m×16.5mのほぼ円形の池です。発掘調査によって、石垣や石敷、2箇所の石組み井戸、石階段などが発見されました。さらに石敷の下からは、日ノ池へ通じる通路跡や改修工事が行われた跡、また、谷をせき止め、斜面からの流水や湧き水を貯める構造になっていることも分かりました。これらの調査の結果をもとに、往時の姿を可能な限り再現しています。石垣や石敷はできる限り当時のままで残しました。
日ノ池は、山の上では稀な大池であり、金山城における象徴的な場所の一つです。ここは、単に生活用水を確保した場所ではなく、戦勝や雨乞いなどの祈願を行った儀式の場所であったと考えられます。

このように、歴史的なものには説明書きが用意されていて、勉強になりますね。

日本百名城:金山城に到着

ということで、いよいよ到着です。

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山頂からの眺めも素晴らしい。

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まとめ:金山は、ちょっとしたハイキングに最適

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大光院から金山城跡まで、所要時間は2時間弱。山道も適度な傾斜で、ハイキングには最適な場所でした。歴史を感じられる100名城の城跡もあり、おすすめです。運動不足気味な僕にとってはとてもいい場所でした。

登山には杖があると安心して登れます。
僕が使っているステッキを紹介しておきますね(軽くておすすめです)。

金山城跡の詳しい場所はこちら

また、金山城跡に関する歴史については、太田市立史跡金山城跡ガイダンス施設で詳しく知ることができます。(こちらでは、5分間くらいのビデオ上映をやってくれますので、それを見ると概要が理解できます。)

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※その他参考リンク:太田市で紹介されている金山城についてのリンク

以上、ご参考まで。

その他:太田市の観光スポットのご紹介

当ブログを読んでいただきまして、誠にありがとうございます。このブログが、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、もし少しでも共感することがありましたら、また読んでいただければ幸いです。私も、読んでくれる方が多くなると、ブログを更新するモチベーションにも繋がりますm(__)m

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太田市の金山城跡に行ってきました!日本100名城 金山城のご紹介」への1件のフィードバック

  1. 元大光院幼稚園児

    本文中、「大光院本堂」とあるのは「開山堂」(開山をまつる)です。本堂は臥龍の松のところにあり「新田寺」の扁額がかかっています。ご存じだとは思いますが、大光院は徳川家康が自分の祖先とした新田氏の祖、新田義重を追善するために、呑龍上人を開山(初代住職)として開基した寺です。正式名称は「義重山新田寺大光院」。普通の寺院と違い、「寺」と「院」の位置がひっくり返っていますが、江戸~昭和はずっとこれで通してきた(家康が建てた特別な寺だかららしい)ようです。

    公開は不要ですが、修正いただければ幸いです。

    返信

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